吾輩はマスオである。

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吾輩はマスオである。名前は変わっていない。

マスオさんになって分かった事がある。
サザエさんは色々考えてしまって見られない。
というか見てられない。
どうしてもマスオさん立場で見てしまうのだ。
子を持って親の気持ちが初めてわかるじゃないけど、
マスオになってマスオの気持ちが初めてわかった。

私の場合はカツオもワカメもいないので、まだ気が楽だ。
マイカーローン、マイカーローン言いながら車を持たないマスオさんと比べ、
私は車を持っている。軽自動車だけど。

でも、周りにマスオさんがいないから、誰も辛さが分かってくれない。
マスオさんとなら、美味しいお酒を飲めそうだ。
盛り上がって2件目に行こうとするタイミングで、
「そろそろお義母さんの目が」とか言いながらお開きになるんだ。

彼の場合、サザエさんの目も気になるか。
その点、まだサザエさんほど気にしなくていい私の方が気楽だ。

義理の弟に、「昨日遅かったね。どこいってたのぉ?」とかも言われる事は無いし、
仕事帰りにふらっと呑みによった場所でお義父さんに会う事もない。

などと考えていると、サザエさんを楽しい気持ちで見ていられない。

求む。マスオ友達。マス友。